なんくるないさ de ゆいまーる

「考えたこと」と「やったこと」を記録するブログ

W650の魅力5選

Ciao!

はじめまして!

 

なんくるないさ de ゆいまーる」初投稿!

 

初投稿って難しいですね…

変な緊張感があるというか、無駄に悩むというか(笑)

 

悩んだ結果、ぼくの愛車「Kawasaki W650」の魅力について書いていこうと思いました!

 

「ヘぇ〜、こんなバイクなんだ〜」ってW650に興味を持ってもらえたり、買おうかどうか悩んでいる人にとって何か参考になることがあれば良いな〜と思います。

 

あわよくば、W650乗りの仲間が増えたらいいな〜。

 

 

そもそもW650ってどんなバイク??

ズバリこんなバイクです

 

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出典:https://www.webike.net/bike/434/service/1511/

メーカー カワサキ エンジンタイプ 空冷4ストローク・並列2気筒SOHC4バルブ
モデル名 W650 エンジン始動方式 セル・キック併用
タイプ・グレード アップハンドル仕様 最高出力 48ps(35kw)/6500rpm
動力方式 - 最大トルク 5.5kg・m(54N・m)/5000rpm
型式 EJ650A 車体重量(乾燥重量) 195kg
排気量 675cc 車体重量(装備重量) 211kg
発売開始年 2007年 パワーウエイトレシオ 4.1kg/PS
燃料消費率 37 km/L 全長・全高・全幅 2180mm × 1140mm × 905mm
燃料タンク容量 14.0リットル シート高 800mm
航続可能距離 518.0km(概算値) フロントタイヤサイズ 100/90-19 57H
燃料供給方式 キャブレター リアタイヤサイズ 130/80-18 66H

出典: https://www.webike.net/bike/434/service/1511/

スマホでは、表を横にスクロールすると全部見れますよ!

 

なんて見せられても、分かる人にしか分からないですよね…

ぼくもあまりよく分からないです(笑)

 

なので今回は、ぼくの完全なる主観で、なるべく分かりやすくW650の良さを書いていきたいと思います。

 

ちなみに、同じW650でも年によって馬力に違いがあったりします。

さっきの画像と表は、ぼくが乗ってる2007年の少しハンドルが高いモデルのものです。

 

では、さっそく 

魅力その1 かっこいい!

W650は、かっこいいです(笑)てか、シブい。

威風堂々をしているというか、重量感・高級感があるというか、本当に良い(笑)

 

このシブさはどこから来てるのか。

答えはW650の歴史に隠されていました。

 

W650の歴史をたどると、なんと1960年メグロという会社が作ったK1というバイクにさかのぼります。

メグロ K2 スタミナ

出典:https://bike-lineage.org/kawasaki/w/meguro.html

 

そっくりじゃないですか?

 

んで、後にメグロカワサキに合併吸収されました。

そしてこのメグロK1の後継者がこれ、1966年に作られたカワサキ650-W1。

 

ダブワン

出典:https://bike-lineage.org/kawasaki/w/w1.html

 

今でもこのバイクを大切に乗っている方もいます。

これぞ、知る人ぞ知る名車といったところでしょうか。

 

さらに、W1の後継がこのW3!

1973年に製造されました🔧

 

「W3 Kawasaki」の画像検索結果

出典:motorcyclespecs.co.za

 

このバイクは、「僕のオートバイ、彼女の島」という映画で主人公の愛車として出てきます。

先ほどのW1の改良型として販売されました。

 

そして…

メグロのK1発売から流れること39年。

直前のW3発売から流れること26年(W1は1975年に製造中止)。

1999年に、突如Wシリーズの後継車として発売されたのが、W650!

 

こんなに長い歴史を持つバイクも、なかなか珍しい!

W650のかっこよさ・シブさは、積み重ねられて来た歴史から来るものなのかもしれないですよね。

 

この後、Wシリーズは、W400→W800と続くのですが、今回はW650の歴史を紹介できたので満足(笑)

この辺にしておきます。

 

 

魅力その2 所有感がある!

「所有感」って、だいぶ自己満足な部分だけど、趣味の乗り物であるバイクにおいては意外と大事な部分だと思っています。

 

そして、W650は所有者の所有感を十分に満たしてくれるバイクです。間違いなく。

 

なぜかと言われると、魅力その1の「かっこいい」というところに落ち着くのですが(笑)

 

加えて、W650を持っていると周りから声をかけられることが少なくありません。

このことも、自分がいいバイクに乗っているんだという所有感につながりますよね^^

 

まとめると、W650の魅力その2:自分だけでなく他人からも評価してもらいやすく、持っていること自体に満足感を感じさせてくれる、ということですね!

 

ぼくの経験では、W650の大先輩バイクであるK1やW1を知っている世代の方から声をかけてもらえたり、W650の購入を検討している方から声をかけられたりといったことがありましたよ!

 

あ、信号待ちのタクシーの運転手さんに声をかけられたり、並んで走っていた原付のおじちゃんが大声で話しかけてくれたこともありました(笑)

 

ちなみに、K1やW1を知っている方たちからすると、W650のエンジンは静かすぎてがっかりしちゃうみたいです(笑)

 

実際、カスタムされた250ccのビッグスクーターなんかと並んで信号待ちをしていると、自分のバイクのアイドリング音が聞こえないなんてこともよくあります笑

 

ポジティブに捉えると(実際あったことですが)、大きな音を出して走るバイクのオラオラ感が苦手な女の子からの評価も頂けるってことですね!

 

たまに、「お金がたくさんあって、どんなバイクでも買えるとしたらどのバイクを買うか」という話になるのですが、ぼくはいつも、それでもW650だと答えます。

 

それくらい、このバイクを持っていることに満足しています!

 

 

魅力その3 走りに余裕がある

みなさんは、650cc(正確には675cc)という排気量にどんなイメージをお持ちですか??

 

大きい、小さい、中途半端、色々だと思います。

 

ぼくは、買った当初、大型二輪といえばナナハン(750cc)というイメージがあって、675ccというとパワーの面で少し不便なのかな、という思いがありました。

 

もちろん、750ccと比べるとパワーは劣ります。

 

でもこの675ccという排気量、日本の公道を走るのにぴったりだと思うんです。

燃費も落とさずに、十分な速度も得られる絶妙な排気量であります。

 

下道を走る時は、周りの景色を見ながらトコトコ走るのも楽しいし、実際W650は運転者にもそんな心の余裕を与えてくれるバイクだと思います。

 

高速道路でも、流れに乗って走るのはもちろんのこと、追い抜きをかけるために加速したいときでも、車を追い抜くには十分な加速が得られます。

 

ただ、思いっきり前傾姿勢で乗るような、スポーツタイプのバイクのような加速ほどはないです。あくまでも、車を追い抜くことに関しては、不便しないという意味の「十分な加速」です。

 

燃費はその人の走り方によって変わりますが、ぼくは冬でも20km/Lを下回ることはほっとんどないし、W650が遅いと思ったことは一度もないです(いやあったかな)

 

ネット上ではW650がパワー不足だとか、遅いだとかいう意見も見ますが、多分その人たちは、安全に走っている人じゃないんだと思います(笑)

危ない運転でもしない限り、パワー不足を感じることはありません。

 

 

ここで、W650の走りに関するちょっとした余談を。

 

ぼくの主観なのですが、W650は毎分3000回転を超えるまでは心地よい振動で走ります。そこから毎分3000〜4000回転の間は振動がキツくなってきて、心地よくはないです。

 

そして!!

毎分4000回転を超えると…

急に振動が静まって、すーっと加速していく感覚に入ります。

 

W650のギアは5速まであるのですが、その5速に入れた時、毎分1000回転につき約30km/hの速度が出ます。

5速だと毎分2000回転で約60km/h、毎分3000回転で約90km/h、とこんな具合です。

 

つまり、毎分3000〜4000回転:約90〜120km/hの振動激しいゾーンを抜けて、毎分4000回転:約120km/h出たところから急にお尻に優しい走りに変わるんです。

 

速度が出ている分 風は強くなるので、その走りづらさはあるものの、風の弱くなるトンネルでは本当に走りやすいです。

 

速度出し過ぎに注意しながら、ぜひ お試しを!

 

 

魅力その4 タンデム(二人乗り)が楽

これは、ぼく自身の経験ではないのですが(いつも運転する側なので)後ろに乗る人がとても乗りやすいそうです。

 

これは、彼女とタンデムデートをしたい人にとっては大きなポイントですね(笑)

 

タンデムが楽な理由は3つあります。

 

一つ目は、魅力その3でも書いた通り、走りに余裕があるから

タンデムでの坂道は、ある程度の排気量がないと、走りが制限されてしまうのですが、その点もW650はクリアしています。

 

神戸に住んでいることもあって、六甲山に遊びにいくことがよくあります。

六甲山を登る道には、傾斜が大きいところもありますが、後ろに人を乗せていても、全く問題ないです。

 

二つ目は、座面が大きいこと

W650のシートって、バイクの前側ほど細くなっているのですが、後ろに座る人が乗る部分は幅もスペースもしっかりあります。

だから左右に曲がるときでも、体重を預けることができるので、安心して乗ることができます。

 

初めて二人乗りをする人を乗せる時、せっかくなら「バイクって楽しい!」って思ってもらいたいですよね。

そういう時でもW650は安心して乗ってもらえるバイクです。

 

また、どのくらい後ろの人が余裕を持って座れるかというと、小さなキャリーケースを抱えたまま乗れるくらいです。

電車に乗るのがあまり好きじゃないので、何回か友達を迎えにバイクで空港に行っているのですが、全然問題ありません。

 

タンデムが楽な理由の3つ目は、バックレスト(背もたれ)。

これは、買ってすぐは付いていません。自分で買って付けるものです。

 

なので正確には、バックレストを付けてもカッコ悪くならないので付けやすい!のが、3つ目の理由になります。

 

他のどのバイクでも、付けようと思えばバックレストを付けることはできますよね。

でも正直ダサくなりがちですよね。それが理由で付けてない方もいるかもしれません。

 

でも、W650は付けてもかっこいいんです!

ゴールドメダルというメーカーが、W650専用のバックレストを出しています。

ぼくも付けていますが、後ろに乗る友達からの評判も良いです。

あるのとないのでは、乗りやすさが全然違う。

 

これは正直ちょっと心配なのですが、後ろに座ってスマホで漫画を読んでいるツワモノの友人もいます(笑)

 

 

魅力その5 取り回しが楽!

取り回しが楽です。と言っても、大型二輪にしては です。そこはご了承ください(笑)

 

ぼくは初め、普通自動車の免許を取って、原付に乗っていました。

そこから、普通二輪の免許取得をスキップして大型二輪を取ったので、初めはやっぱり重く感じました。

 

でも、大型二輪に乗り始めて高速道路なんかを使い始めると、下道しか走れなかった頃よりも大型二輪を目にする機会が増えます。

 

周りの大型のバイクを見ていると、W650は力がなくても扱える、良いバイクだなと感じます。

 

取り回しが楽ということは、バイクに乗るということへの敷居が低くなります。

大型二輪の中には、走り出したらピカイチだけど、走っていない時(取り回す時)がしんどい、というものが少なくありません。

 

実際、取り回しがしんどくて軽いバイクに乗り換えたという方もいます。

 

そういう意味では、W650は一生お付き合いすることのできるバイクだと思っています。

 

まとめ

以上、W650の魅力5選 いかがだったでしょうか。

あくまでも、ぼくが乗っていて感じる5選だったので、「ここは違う」とか「書かれてないけど、これは大きな魅力だろ!」とか、乗る人によって色々あると思います。

 

ぼくも、W650の購入を検討していた頃、よくW650の魅力について書かれた記事を読んでいました。

外観の美しさを細かくレビューしてくれた記事や、エンジン構造の美しさや開発の経緯などに詳しい方の記事を読んで、胸をワクワクさせていたのが懐かしいです(笑)

 

そのくらい、たくさんの魅力の隠された完成度の高いバイクであることは間違いないです。

 

そして今回、ぼくもW650の魅力や、乗る楽しさを伝えたいと思って書いてみました。

 

また、ツーリングに行ったりカスタムしてみたりと、何かあれば書いていこうと思うので、ちょこちょこ なんくるないさ de ゆいまーる に来てくれると嬉しいです!

 

ではでは、Ciao!